ヨガ・整体
からだの寺子屋

福山市松永町のヨガ教室・整体院

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コラム

『寺子屋でお伝えしている呼吸』実践編
2018-07-14 20:18:39

今回は、寺子屋ヨガレッスンで実践している《鼻呼吸》について具体的にお伝えします。

 

寺子屋のヨガレッスン中は、常に鼻のみで呼吸していただくように指導しています。

(口呼吸にならないための口テープもご用意しています)

 

「呼吸は鼻で、食べる・話すは口で!」

 

そして、健康なからだづくりには

「口呼吸をやめて鼻呼吸にする」

事がとても大切だと考えているからです。

《鼻呼吸》を徹底して行うために必要なのが『低位舌の改善』と、『深い呼吸ができる姿勢』です。

現代人は、ほとんどの方が舌をうまく使えておらず噛んだ食べ物をこねたり、左右に動かしたり、嚥下の為に喉の奥に運ぶという滑らかで絶妙な舌の動きをしなくなっています。

     

そのため、舌が硬く縮こまっていたり、下の歯の裏にくっつけていたり舌を上下の歯で噛んだりしていて『低位舌』になっています。

この『低位舌』の状態がアゴの発達不足・歯並びの悪化・イビキはもちろん肩こり・耳鳴りめまいなどの症状の引き金になっているとも言われています。

また、舌は胃や腸・肛門などの消化器と繋がっているので舌が上顎につき、唾液がしっかり出れば、消化器系の不快な症状(逆流性胃炎・胃腸炎・大腸炎など)の解決の手助けになります。

     

消化器という一本の管の入口と出口が、舌()と肛門だと意識し舌が活き活きと滑らかに動き力強く上アゴに吸い付くことで、舌と繋がっている肛門や下腹(丹田)にも活力が湧き姿勢の安定につながります。

そこで、起きている時はもちろん寝ている時も、常に舌全体が上アゴについた状態を維持できるようにレッスンの中で行っているのが、

   

顎関節を常に緩めた状態にしておく(安静空隙)

耳や目・鼻をほぐしリンパの流れを良くする

舌をしっかり動かし可動域・筋力を上げる

うなじ・後頭部を上方向に伸ばす

鼻の穴を真下に向けるように目線を下げる

鼻のすぐ下の酸素を脳やおでこに届けるようなつもりで吸気する

呼吸によって胸郭がしっかり動けるように上腕を外旋させる

レッスン中は普段よりも呼気を長めに心がける

立ち姿勢で行う場合は、足指の中指のラインと内くるぶしと外くるぶしをつないだ線が T字になるように立つ

 

など、

   

『深い呼吸ができる姿勢』《鼻呼吸》します。

     

この時、鼻呼吸のメリットである・ゴミやウイルスの除去・冷たく乾いた空気に湿気を与える・体温に近い温度に空気を温める

・脳の温度を下げる  

ために、ゆっくりと出来れば片鼻ずつの呼吸を繰り返していきます。

この『定位舌の改善』『深い呼吸ができる姿勢』をレッスンに取り入れるようになってから、生徒さん達のレッスン中の動きの美しさはもちろん、普段の姿勢も、首・アゴの力みが抜け首が真上に伸びて姿勢がとても美しくなったように感じます。

生徒さんからも

   

「良く寝れるようになった!」

「首が伸びて身長が伸びた!」

   

との感想をいただきました。

     

そして『美しい姿勢』『美しい動き』を目指して是非一緒にヨガのレッスンをしてみませんか。

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